今回は、「LE SSERAFIM × マイメロ&クロミ!「Kawaii」主題歌で新境地を開拓する理由」と題してお送りします。
2025年6月23日、LE SSERAFIMの日本4thシングル「DIFFERENT」のタイトル曲「DIFFERENT」のパフォーマンス映像が公開され、その勢いはとどまることを知りません。特に注目を集めているのは、日本を代表するアーティスト、星野源とのコラボレーションで生まれた収録曲「Kawaii(Prod. Gen Hoshino)」が、Netflixシリーズ「My Melody & Kuromi」の主題歌に決定したことです。
この異色のコラボレーションは多くの関心を集めています。単なるタイアップにとどまらない、LE SSERAFIMが「Kawaii」を通じて新たな音楽的、そしてコンセプト的な新境地を開拓している理由を、深く掘り下げて解説していきます。
「Kawaii」主題歌決定の衝撃!なぜLE SSERAFIMとマイメロ&クロミが結びついたのか
やっぱり5人揃ったルセラフィムは最高最強☝🏻✨
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Netflixシリーズ「My Melody & Kuromi」の主題歌にLE SSERAFIMの「Kawaii(Prod. Gen Hoshino)」が決定したというニュースは、まさに驚きをもって迎えられました。この発表はYahoo! リアルタイム検索でトレンド入りするなど、大きな反響を呼びました。一見すると、強いガールクラッシュのイメージを持つLE SSERAFIMと、愛らしいサンリオキャラクターであるマイメロディ&クロミの組み合わせは意外に感じるかもしれません。しかし、この組み合わせこそが、LE SSERAFIMの新たな可能性を示す鍵となります。
1. 音楽性の多様化:ディスコファンクからポップな「Kawaii」へ
LE SSERAFIMはこれまで、デビュー曲「FEARLESS」から始まり、「ANTIFRAGILE」「UNFORGIVEN」など、力強く、時に挑発的なメッセージを持つ楽曲で「恐れることなく前へ進む」というグループのアイデンティティを確立してきました。ロックやヒップホップ、ポップなど多様なジャンルを取り入れつつも、一貫してパワフルなパフォーマンスと、強い意志を込めた歌詞が特徴でした。
今回の日本4thシングル「DIFFERENT」のタイトル曲で初めて挑戦したDisco Funkスタイルは、その音楽的幅広さを示すものでしたが、「Kawaii」はさらに踏み込んだ挑戦と言えます。
- 星野源とのコラボ: 日本のトップアーティストである星野源は、その独特な音楽性と多岐にわたるジャンルを融合させるセンスで知られています。「Kawaii」は、彼の特徴である「独特なコードチェンジ」や「アナログシンセを駆使したダイナミックなビートにポップなメロディ」が印象的な楽曲です。これは、従来のLE SSERAFIMの楽曲とは一線を画す、より「ポップ」で「キュート」な印象を与えるでしょう。
- 「HOT」のJapanese ver.との対比: 同じシングルに収録される「HOT -Japanese ver.-」がロックとディスコのスタイルを加えたポップジャンルであるのに対し、「Kawaii」はさらに異なる音楽的アプローチです。これにより、LE SSERAFIMの音楽性が「強い」だけでなく、「可愛らしい」「親しみやすい」側面も持ち合わせることを示しています。
2. コンセプトの拡張:ガールクラッシュから「多様な魅力を持つ女性像」へ
LE SSERAFIMのコンセプトは、「FEARLESS(恐れない)」という強いメッセージを核に、現代社会を生きる女性たちの「自己肯定」や「挑戦」を表現してきました。しかし、「Kawaii」とマイメロディ&クロミという組み合わせは、このコンセプトに新たなレイヤーを加えます。
- 「Kawaii」の持つ力: 「Kawaii」という言葉は、単に「可愛い」だけでなく、日本独自の文化的なニュアンスを含んでいます。それは、愛らしさの中に、時に反骨精神や独自の価値観を内包する多面的な概念です。マイメロディとクロミの関係性も、一見対照的でありながら互いを補完し合う「可愛い」の多様性を体現しています。
- 新たなファン層へのアプローチ: Netflixシリーズの主題歌となることで、LE SSERAFIMはK-POPファンだけでなく、アニメやキャラクター文化に親しみを持つ幅広い層、特に若い世代やファミリー層にもアプローチできるようになります。これは、グループのイメージを拡張し、より普遍的な「憧れの女性像」として認識される機会となるでしょう。
- ユンジン作詞参加の意義: 英語歌詞の作詞に星野源と共にホ・ユンジンが参加したことも注目に値します。メンバー自身が楽曲のメッセージ制作に関わることで、単なる提供曲としてではなく、LE SSERAFIM自身のフィルターを通した「Kawaii」の解釈が表現されていると考えることができます。これにより、楽曲への共感性がさらに高まります。
3. グローバルスケールの「日本活動」の深化
「Kawaii」の主題歌決定は、LE SSERAFIMの日本での活動における戦略的な深まりを示しています。
- グローバルプラットフォームでの発信: Netflixという世界的な配信プラットフォームで主題歌が流れることは、日本のファンだけでなく、世界中の視聴者にも「Kawaii」という楽曲、そしてLE SSERAFIMの存在をアピールする絶好の機会です。
- 「日本発信」の強化: 日本のトップアーティストとのコラボレーション、日本の人気キャラクターとのタイアップは、単に楽曲を日本語化するだけでなく、日本のカルチャーに深く根差した活動を展開する意図が感じられます。これにより、日本のファンとの繋がりをより強固にし、”日本で活動するK-POPアーティスト”としての地位を確立しようとしていると言えるでしょう。
- 多様なメディアミックス: 音楽番組出演に加えて、人気バラエティ番組や有名トーク番組(「徹子の部屋」など)への出演も決定しており、音楽活動だけに留まらない多角的なメディア露出を通じて、LE SSERAFIMの多彩な魅力を日本の視聴者に届けています。この広範な活動は、「Kawaii」という楽曲のメッセージをさらに多くの層に浸透させる役割を果たすでしょう。
「Kawaii」がもたらすLE SSERAFIMの「新境地」とは?
昨日のルセラフィムの公演で宮脇咲良さんのコメントがとても素敵だった….
私が好きな映画の中に、「誰かにしか手に入らないものは幸せとは言わない。誰にでも手に入るものを幸せという。」という言葉があるのですが、この言葉にハッとしました。… pic.twitter.com/Lwjd1XVc1K
— Ryu (@kkurameyon) June 16, 2025
「Kawaii」という楽曲は、LE SSERAFIMにとって単なるタイアップ曲以上の意味を持ちます。それは、彼女たちがこれまでの「恐れ知らず」でパワフルなイメージに加えて、より多面的で親しみやすい、しかし芯のある「可愛らしさ」をも表現できるアーティストであることを示しています。
- イメージの立体化: 「強い」だけでなく「可愛い」も表現できることで、グループのイメージに奥行きが生まれ、より多くの人々が共感しやすくなります。これは、長期的なファン層の拡大に繋がる重要な要素です。
- 音楽ジャンルの無限の可能性: Disco Funkへの挑戦、「Kawaii」におけるポップなアプローチは、LE SSERAFIMが特定のジャンルに縛られず、常に新しい音楽的表現を追求するグループであることを示唆しています。これにより、今後の楽曲に対する期待値もさらに高まるでしょう。
- グローバルアイコンへの道: 「My Melody & Kuromi」という世界的に愛されるキャラクターとのコラボレーションは、LE SSERAFIMが単なるK-POPアイドルに留まらず、多様な文化やコンテンツと融合しながら、真のグローバルアイコンへと成長していくための重要なステップとなるでしょう。
まとめ:LE SSERAFIM「Kawaii」で切り拓く、新たな時代の「ガールズグループ像」
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LE SSERAFIMの日本4thシングル「DIFFERENT」に収録される「Kawaii(Prod. Gen Hoshino)」がNetflixシリーズ「My Melody & Kuromi」の主題歌に決定したことは、偶然のタイアップではありません。それは、LE SSERAFIMが音楽性、コンセプト、そして日本での活動戦略の全てにおいて、新たな「新境地を開拓」している明確な証です。
星野源とのコラボレーションによる新鮮なサウンド、従来のガールクラッシュイメージを超えた「Kawaii」の多様な表現、そしてNetflixというグローバルプラットフォームでの発信は、LE SSERAFIMが次世代の「トップガールズグループ」として、いかに多様な魅力と可能性を秘めているかを示しています。
「Kawaii」という楽曲を通じて、LE SSERAFIMは私たちに、強さだけでなく、愛らしさや親しみやすさをも兼ね備えた、より立体的で魅力的な女性像を提示してくれています。この新たな挑戦が、彼女たちの今後の活動にどのような影響を与え、どのような輝かしい未来を切り拓いていくのか、FEARNOTは熱い期待とともに見守っていくことでしょう。
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