2025年12月18日、日韓合同サバイバル『HIP POP Princess』から誕生した7人組ガールズグループ「H//PE Princess(H//PE P / ハイ プリンセス)」。
個性豊かなメンバーが揃う中、最終順位4位でデビューを決めたのが、ユン・ソヨン(YOON SOYEON)です。
彼女はただのアイドルではありません。
歌、ダンス、ラップを完璧にこなす「オールラウンダー」でありながら、作詞・作曲・編曲まで手掛ける「天才プロデューサー」なのです。
「第5世代のチョン・ソヨン((G)I-DLE)だ」
「この子がグループの音楽的支柱になる」
審査員やファンからそう絶賛される彼女の才能は、一体どこから来ているのでしょうか?
今回は、H//PE Princessの頭脳であり、小さな身体に無限の才能を秘めたユン・ソヨンについて、プロフィール、身長、MBTIはもちろん、天才と呼ばれる理由やテコンドー出身という驚きの経歴までを徹底解説します。
1. H//PE Princess ユン・ソヨンの基本プロフィール
まずは、ユン・ソヨンの基本的なプロフィールデータを紹介します。
小柄な体型からは想像できないほど、パワフルで多才な能力を持っています。
| 項目 | 詳細データ |
| 活動名 | ユン・ソヨン (YOON SOYEON) |
| ハングル表記 | 윤서영 |
| 生年月日 | 2007年5月7日 (18歳 ※2025年12月時点) |
| 出身地 | 韓国 |
| 身長 | 153cm |
| MBTI | INFP (仲介者型) |
| ポジション | プロデューサー、リードボーカル、ラッパー |
| 最終順位 | 4位 (31,454票) |
| 特技 | テコンドー、DTM (作曲)、即興ピアノ |
| ニックネーム | ソヨンPD、小さな巨人、テコンドー妖精 |
グループ最小の153cm
身長は153cmと、メンバー内で最も小柄です。
K-POPアイドルとしてはかなり低い部類に入りますが、彼女がステージに立つと、その小ささを全く感じさせません。
むしろ、小さな体を最大限に使ったダイナミックなダンスと、圧倒的な声量で「誰よりも大きく見える」と言われています。
「小さな唐辛子が辛い(小さい人ほど才能や気性がある)」という韓国のことわざを体現する存在です。
18歳の現役高校生世代
2007年生まれのソヨンは、デビュー決定時で18歳。
リーダーのナム・ユジュと同い年(07ライン)であり、グループの中間管理職的な立ち位置です。
若くしてプロデュース能力を開花させているため、これから年齢を重ねるごとに、より深みのある楽曲を生み出していくことでしょう。
2. なぜ「天才」と呼ばれるのか?ソヨンのプロデュース能力
ユン・ソヨンを語る上で絶対に外せないのが、「プロデュース能力(制作能力)」です。
『HIP POP Princess』の番組内でも、彼女のクリエイティブな才能は幾度となくフォーカスされました。
① DTMを使いこなす「自作ドル」
ソヨンは、PCとDTMソフト(音楽制作ソフト)を使いこなし、トラックメイク(作曲・編曲)を自ら行います。
番組のミッションで「既存曲のリメイク」や「オリジナルラップの制作」という課題が出た際、彼女は部屋に籠もって一晩でデモ音源を完成させ、トレーナー陣を驚愕させました。
コード進行の知識もあり、ピアノでの即興演奏も可能です。
「H//PE Princess」は「自分たちの言葉で歌う」ことをコンセプトにしていますが、その音楽的基盤を作るのは間違いなくソヨンです。
② (G)I-DLE ソヨンとの共通点
名前が同じ「ソヨン」であり、身長が小柄で、ラップもボーカルもできて、作詞作曲までする。
この共通点の多さから、彼女は番組開始当初から(G)I-DLEのリーダー、チョン・ソヨンと比較され、「リトル・ソヨン」「第2のソヨン」と呼ばれてきました。
偉大な先輩と比較されることはプレッシャーでもありましたが、彼女は最終回でこう語っています。
「先輩の名前恥じないよう、私だけの音楽で証明します」
この言葉通り、彼女は単なるフォロワーではなく、H//PE Princessとしての新しい音楽スタイルを確立しようとしています。
③ 歌詞に込められた「哲学」
彼女の書く歌詞(リリック)は、18歳とは思えないほど哲学的で、文学的な表現に富んでいます。
これは彼女のMBTIであるINFP(仲介者型)の特性が強く出ています。
内向的で感受性が強く、日頃から人間観察や読書を好む彼女は、心の中に溜め込んだ感情を「言葉」として吐き出す能力に長けています。
華やかな言葉だけでなく、若者の孤独や不安をリアルに描く彼女の歌詞は、同世代のファンから深い共感を得ています。
3. 異色の経歴!「テコンドー少女」からアイドルへ
音楽の天才である一方、彼女にはもう一つ、驚くべき経歴があります。
それは、「テコンドーのデモンストレーションチーム出身」というアスリートな一面です。
武道で培った「最強の体幹」
ソヨンは幼い頃からテコンドーを習い、有段者(黒帯)の実力を持っています。
単に強さを競うだけでなく、音楽に合わせて技を披露する「デモンストレーションチーム(演武団)」に所属していました。
この経験が、現在の彼女のダンススキルに直結しています。
-
ブレない体幹: 激しい振付でも軸が全くブレません。
-
キレのある動き: テコンドーの突きや蹴りの動作がベースにあるため、ダンスの「止め」と「払い」が非常に鋭いです。
-
アクロバット: 必要であれば、回転蹴りなどのアクロバット技も披露できます。
身長153cmでもステージで埋もれない理由は、この「武道で鍛えたフィジカル」があるからこそなのです。
事前評価「韓国1位」の実力
テコンドーで培った身体能力と、持ち前の音楽センス。
これらを武器に、彼女は番組の「シグナルソング事前評価」において、韓国人練習生の中で見事1位を獲得しました。
ボーカル、ラップ、ダンス、全ての能力値が六角形(オールラウンダー)を描いており、練習生たちからも「ソヨンオンニには勝てない」「壁のような存在」と一目置かれていました。
4. クール?不思議ちゃん?INFPなソヨンの性格
ステージ上ではカリスマ溢れる「ソヨンPD(プロデューサー)」ですが、素顔はどのような女の子なのでしょうか?
典型的なINFP(内向的・理想主義)
ソヨンのMBTIはINFPです。
H//PE PrincessはENFP(外交的)なメンバーが多いため、その中でソヨンは静かにニコニコしていることが多いです。
一人の時間を大切にし、考え事をしたり、空想にふけったりするのが好きです。
しかし、内面には熱い情熱(理想)を秘めており、音楽や作品作りのことになると、妥協を許さない職人気質な一面を見せます。
メンバーとの関係性
-
vs ナム・ユジュ (1位): 同い年(07ズ)の親友。リーダーのユジュが表でチームを引っ張り、ソヨンが裏で支えるという、完璧なパートナーシップを築いています。
-
vs ココ & ニコ (ラップライン): 日本人ラッパーの二人とは、音楽的な会話で盛り上がります。ソヨンが作ったトラックに、二人がラップを乗せるという制作風景が、番組のビハインド映像でも見られました。
5. H//PE Princess での今後の役割と期待
2026年のデビューに向け、ユン・ソヨンはグループの心臓部として動き出します。
「自主制作アイドル」の要
H//PE Princessが他の新人グループと差別化される最大のポイントは、「自作能力」です。
ソヨンを中心に、メンバー全員が楽曲制作に関わる体制が作られるでしょう。
デビューアルバムのクレジットに「Lyrics by YOON SOYEON」「Composed by YOON SOYEON」の名前が刻まれることはほぼ確実です。
彼女が作る曲が、H//PE Princessの音楽的アイデンティティ(HIP POP)を決定づけます。
メインボーカル級の歌唱力
プロデュースだけでなく、彼女は歌唱力もメインボーカル級です。
特に、感情を揺さぶるようなエモーショナルな高音パートや、R&B調のフェイクを得意としています。
ラッパーが多いH//PE Pにおいて、楽曲のメロディーラインを支える重要なボーカリストとしての役割も担います。
6. まとめ:ユン・ソヨンは「H//PE Pの宝」である
今回は、H//PE Princessの4位メンバー、ユン・ソヨンについて深掘りしました。
-
作詞・作曲・編曲をこなす「天才プロデューサー」
-
テコンドー出身の強靭な体幹を持つ「パフォーマンスクイーン」
-
身長153cmの「小さな巨人」
-
INFPらしい繊細な感性と言葉を持つ「アーティスト」
アイドルの枠を超え、アーティストとしてグループを牽引するユン・ソヨン。
彼女の存在は、H//PE Princessが単なるサバイバル番組発のグループで終わらず、長く愛される実力派グループになるための「最大の保証」と言えるでしょう。
2026年、彼女が世界に放つ「最初の1曲(デビュー曲)」は、一体どんな衝撃を与えてくれるのでしょうか。
天才・ユンソヨンの作り出す世界観に、今から期待が止まりません!
コメント