2025年12月18日、K-POP界に新たな伝説が生まれました。
日韓合同サバイバル『HIP POP Princess』から誕生した7人組ガールズグループ「H//PE Princess(H//PE P / ハイ プリンセス)」。
そのメンバー発表の瞬間、SNSで最も多くの感動と涙を誘った名前があります。
それが、最終順位2位でデビューを掴み取った日本人メンバー、ココ(COCO / 心虹)です。
「おかえり、ココちゃん!」
「やっと報われた、涙が止まらない」
彼女がこれほどまでに愛され、祝福されるのには理由があります。それは、一度掴みかけた夢を逃し、深い絶望を味わいながらも這い上がってきた「不屈のドラマ」があるからです。
今回は、H//PE Princessの頼れるオンニ(お姉さん)であり、世界レベルのラッパーとして覚醒したココ(COCO)について、プロフィール、年齢、身長はもちろん、ファンの涙腺を崩壊させる過去の経歴や、絶賛される英語ラップの実力までを徹底的にご紹介します。
1. H//PE Princess ココ (COCO) の基本プロフィール
まずは、ココの基本的なプロフィールからチェックしていきましょう。
スタイルの良さと、クールなビジュアルが魅力ですが、中身は非常に人間味あふれる性格です。
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項目 |
詳細データ |
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活動名 |
ココ (COCO) |
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本名 |
水口 心虹 (みずぐち ここ ※推定) |
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生年月日 |
2004年9月2日 (21歳 ※2025年12月時点) |
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出身地 |
日本 (埼玉県出身説あり) |
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身長 |
167cm |
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MBTI |
ENFP (広報運動家型) |
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ポジション |
リードラッパー、英語担当 |
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最終順位 |
2位 (64,619票) |
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ニックネーム |
ココ姉、ココちゃん、ラッパーココ |
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チャームポイント |
低音ボイス、切れ長の目 |
グループ最年長ラインの21歳
2004年生まれのココは、デビュー決定時(2025年12月)で21歳です。
近年のK-POPアイドルは低年齢化が進んでいますが、H//PE Princessは「実力派ヒップホップグループ」というコンセプトのため、ココのような成熟した雰囲気を持つメンバーが不可欠でした。
グループ内では最年長ライン(オンニライン)として、10代のメンバーたちを精神的に支える重要な役割を担っています。
身長167cmのモデルスタイル
身長は167cmと、女性グループの中では高身長の部類に入ります。
手足が長く、パンツスタイルやストリートファッションが抜群に似合います。番組内のミッションでも、どんな衣装も着こなす「フィジカルの強さ」が高く評価されていました。
2. 涙なしでは読めない…ココの「挫折と復活」の経歴
ココのデビューがこれほどまでに盛り上がっている最大の理由。それは彼女が歩んできた「イバラの道」にあります。
彼女のサクセスストーリーを語る上で外せない、過去の挫折と空白期間について深掘りします。
① 17歳の挑戦『Who is Princess?』での敗北 (2021年)
時計の針を4年前に戻しましょう。
2021年、日本テレビ系で放送されたサバイバル番組『Who is Princess?(通称:フープリ)』。
当時17歳だったココは、この番組に参加していました。
FNCエンターテインメントJAPANが手掛けるこのオーディションで、ココは高い実力を見せていましたが、番組のコンセプト(王道のアイドルらしさ)と、彼女の持つ個性が微妙に噛み合わず、苦戦を強いられました。
結果、デビューグループ「PRIKIL(プリキル)」のメンバーには選ばれず、脱落という苦い結末を迎えました。
当時、彼女は涙を流しながらも「諦めません」と気丈に振る舞っていましたが、その背中は小さく震えていました。ファンの間でも「ココちゃんは実力があるのに、コンセプトが合わなかっただけ」と惜しむ声が多く聞かれました。
② 暗闇の3年間と「空白期間」
フープリ終了後、ココの表立った活動は途絶えました。
K-POP練習生の世界は過酷です。10代後半という年齢は、アイドルを目指す上で「崖っぷち」とも言える時期。
後のインタビューで彼女は、この期間についてこう語っています。
「正直、もう無理だと思いました。周りの友達は大学に行ったり就職したりしているのに、私は何者でもない。家から一歩も出られない時期もありましたし、音楽を聴くことさえ辛い日もありました」
夢を追い続けるか、諦めて普通の生活に戻るか。
暗闇の中で葛藤し続けた3年間(空白期間)が、彼女にはありました。しかし、彼女は音楽を捨てきれませんでした。
「自分にはラップしかない」
そう気づいた彼女は、独学でラップスキルを磨き直し、作詞を始め、自分の内面を言葉にする作業に没頭しました。この「孤独な時間」こそが、現在の彼女の深みのある表現力を作ったのです。
③ 覚悟の再挑戦『HIP POP Princess』
そして2025年。
「Unpretty Rapstar」のDNAを継ぐ『HIP POP Princess』の開催が発表されました。
「これが最後のチャンスだ」
そう覚悟を決めたココは、再びサバイバルの舞台に上がりました。
番組タイトルに奇しくもかつての番組と同じ「Princess」の文字が入っていることに対し、彼女は第1話でこう宣言しました。
「私は可愛いだけのプリンセスにはなりに来たんじゃない。王冠を奪いに来ました」
この瞬間、かつての自信なさげな少女は消え去りました。
水を得た魚のように、得意のヒップホップジャンルで暴れまわるココの姿に、視聴者は熱狂しました。
「あのココちゃんが、こんなにカッコよくなって帰ってきた!」
その衝撃と感動が、最終順位2位という素晴らしい結果に繋がったのです。
3. なぜ評価される?ココの「英語ラップ」の実力
H//PE Princessにおけるココの最大の武器は、「ラップ」です。
特に、ネイティブも驚くほどの英語ラップのスキルは、グループの楽曲をグローバルレベルに引き上げる重要な要素です。
① ネイティブ級の「聴く耳」と発音
ココは海外留学経験が長いわけではありません。しかし、彼女の英語の発音は非常に流暢で、「Diction(発音の明瞭さ)」が素晴らしいと評価されています。
これは、空白期間中に洋楽ヒップホップを聴き込み、ラッパーのブレス(息継ぎ)や舌の動きを徹底的に研究・模倣した努力の賜物です。
耳が良い彼女は、英語特有のリズム感(グルーヴ)を体得しており、カタカナ英語ではない、本場のフロウを生み出すことができます。
② 唯一無二の「低音ハスキーボイス」
女性ラッパーの中には高音で攻めるタイプも多いですが、ココは深く響く「低音ハスキーボイス」の持ち主です。
この声質が、英語の響きと抜群に相性が良いのです。
重厚なビートの上に乗っかっても声が埋もれず、楽曲に重みと説得力を与えます。プロデューサー陣からも「レコーディング映えする声」「キリングパート(必殺のパート)を任せたくなる声」と絶賛されました。
③ 自分の言葉で語る「リリック(歌詞)」
『HIP POP Princess』のミッションで、彼女は自作ラップを披露する機会がありました。
そこで彼女が書いたリリック(歌詞)には、過去の挫折や悔しさ、そして未来への渇望が赤裸々に綴られていました。
「Once upon a time? No, this is my prime time.(昔々?いいえ、今が私の全盛期)」
「涙は枯れた、今はマイクで咲かせる」
このように、英語と日本語を巧みに織り交ぜながら、自分のストーリーを乗せたラップができる点は、単なるアイドルラッパーの域を超え、「アーティスト」としての才能を感じさせます。
4. クールに見えて実は…?ココの愛すべき性格とMBTI
ステージ上では圧倒的なオーラを放つ「クールビューティー」なココですが、素顔はとても親しみやすい性格です。
MBTIは「ENFP(広報運動家型)」
ココのMBTIは、情熱的で創造力豊かなENFPです。
一見クールに見えますが、実は「人が大好き」で「感情表現が豊か」。
番組のビハインド映像では、年下のメンバーたちに抱きついたり、変顔をして笑わせたりするムードメーカーな一面が映し出されていました。
メンバーとのケミ(相性)
特に仲が良いのが、同じくデビューメンバーとなったキム・ドイ(5位)です。
ファンの間では「ココドイ」と呼ばれています。
言葉の壁を超え、身振り手振りや英語を交えてコミュニケーションを取る二人の姿はとても微笑ましく、H//PE Princessの癒やし枠となっています。
また、リーダーのナム・ユジュとは「お互いの実力を認め合うライバルかつ親友」という関係性です。
ユジュがリーダーとしての重圧を感じている時、最年長のココがそっと寄り添って支えるシーンは、多くのファンの涙を誘いました。
5. H//PE Princess での今後の活躍予想
2026年、H//PE Princessの一員として世界デビューを果たすココ。
彼女はグループ内でどのような役割を果たしていくのでしょうか?
グローバル進出の鍵「スピーカー」
英語ラップができる彼女は、楽曲のクオリティを高めるだけでなく、海外活動における「スポークスマン(スピーカー)」としての役割も期待されます。
英語でのインタビュー対応や、海外ファンとのコミュニケーションにおいて、ココの語学力と積極的な性格(ENFP)は大きな武器になるでしょう。
日本活動の中心メンバー
日韓同時デビューを掲げるH//PE Pにおいて、ココは日本活動の顔となります。
『Who is Princess?』時代からの日本のファンはもちろん、今回のストーリーで新たに獲得したファン層を巻き込み、日本での知名度を一気に広げる起爆剤となるはずです。
ソロアーティストとしての可能性
将来的には、グループ活動と並行して、ソロラッパーとしてのミックステープ発表や、他アーティストとのフィーチャリング参加なども十分に考えられます。
「ちゃんみな」や「Awich」のように、強くて美しい女性ラッパーのアイコンとして成長していく未来が見えます。
6. まとめ:ココの物語は「ハッピーエンド」ではなく「開幕」
今回は、H//PE Princessの日本人メンバー、ココ(COCO)についてご紹介しました。
- 17歳での挫折を経て、21歳で掴んだデビューの夢
- 空白の3年間で磨き上げた、本物の英語ラップスキル
- クールな外見と、情熱的で優しいENFPの性格
- 「可愛いプリンセス」から「戦うプリンセス」への進化
ココの経歴は、まさに「諦めなければ夢は叶う」を体現したドラマそのものです。
しかし、デビュー決定はゴールではありません。
彼女が番組で宣言した通り、これからはH//PE Princessとして「世界の頂点(王冠)」を奪いに行く新しい戦いが始まります。
一度はステージの明かりが消えかけた少女が、今、最も眩しいスポットライトを浴びています。
2026年、世界を熱狂させる「ラッパー・ココ」の声を、私たちファンは全力で叫び、応援していきましょう!
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